仕事半分、とある地方公共図書館に行ってきました。
格差社会というKWが流行ですが。大都市と地方の文化の格差というのは、まあ、当然として存在しますね。
たとえば、好きなミュージシャンが少し一般的ではない場合、ほとんどのコンサートやライブは大都会な訳で。少しマニアなものは、リアル店は都市に限られます。メイドカフェが山奥に、というのは、非常にコストのかかる商売な訳で。人に対面サービスする仕事というのは、都会の場合は容易。人口は力です。
公共図書館も、また、これしかり、です。
地方の公共図書館と、地方の公共図書館とでは、財政、人口分布からして、全く違う。で、目的も、本当は違ってくるのだろうなあ、と思うわけです。隣の家までが10分の田舎と、最寄りの公共施設が徒歩10分では、世界があまりに違いますからね。
個々に応じた図書館つくりは必然。有名な町の例を真似するだけではいけない、ということですね。
・・・でも、書籍代ゼロ図書館はいかがなものかと、やはり思うわけです。