単行本が出た数年後に、人気があるor出るだろう作家さんの場合、文庫になります。
小説だけではなく、一般書で通勤途中に読まれるだろうものが文庫本になるのはよくある話ですね。
で。最近読んでいる小説。

いのちの米 堂島物語

いのちの米 堂島物語

堂島物語の2作目。このあと、堂島出世物語と続くようです。

さて。近くの図書館での会話。
「○○の単行本はありますか」「・・・文庫本もあります。単行本は少し古いようですけど・・・」「や、字がちっさいから単行本の方が良いかな」「両方お持ちして、中をみてみましょうね」書庫に走る職員。
iPad、案外老人が喜んだという話にも通じますが。文庫本の文字、今は大きくなりましたが、単行本の方が読みやすいと思うご老人が多いようです。iPadに喜んだというのは、文字を大きくして読めるから、という話。
電子書籍のハードも。通勤用の小さなもの、家で読む大きなもの(せいぜいA4程度まで)があると良いのになあ。共通点としては、目にやさしい、多機能過ぎないもの。←多機能過ぎると老人が使えない。
田舎では、パソコンに不自由な中年は多いんですよ。