ちょっと気になっていた作家さんの初期作品が文庫化されてまして。1巻が手元にあるのだな。
先の名古屋行きの行きに読みおわり、続きを行きつけの本屋さんで買うことを忘れまして。帰りは雑誌を読んでました。こちらに戻ってきてから図書館で借り、ようやく読了。文庫本4冊分、1冊にほぼ2時間位かけたでしょうか。
で、感想です。
うーん、私も老けたのか。。わからぬ。
筋書きも、人物も魅力的だと思うし、図書館で借りた単行本の表紙は天野さんだし。韻をふんだ遊びはあるし。面白い、面白いのかなぁ。
たぶん、面白いのだ、と思います。私が老けて、この人たちの感性とずれてきてしまっているというだけの話。
と、思い起こしてみれば、先月発売のイギリス発ファンタジー最終巻、ネットで当日取り寄せたものの食指が動かず、ようやく2週間後に読み始め、1週間ほどかかって読了、即刻古本屋行きです。
思えば、この話もそうでした。韻を踏んだ?遊び、人物もあらすじも魅力的?だけど、今の私にはもう、読めない。
文字を追うことはできても、楽しめないんだな〜。
たぶん、10年前に読んでいたら楽しめたと思います。読書って時と運。

ばいばい、アース〈上〉